絵をクリックして紙芝居をめくって下さい。


◎マスク氏が語る見所<br />第6話に出て来た古伊万里が再び登場。<br />森山直太郎「桜」のオマージュ曲、「梅」を水本、谷屋、鈴木で熱唱するというアドリブも披露。<br />紙芝居が内容的に安定期に入ったとも言える作品だ。 
マスク「やめろー! 暗黒師団!」<br />まるでこの世のすべてを吸い込んでしまいそうな暗闇の中、暗黒師団の改造手術が行われていた。 
マスク「なんだ?この身体は? 僕は? 僕の名は?」<br />そう、彼の名は<br />マスク「Baku-団マスク!」<br />爆発的紙芝居「Baku-団マスク」<br />第7話 「脅威! 昔の自作テープを勝手に掘り起こし再生するカンガルースピーカー」 
ここはおもちゃ屋「高井志模型」。<br />今日も爽やかな音楽のもと、爽やかな店長、高井志ダンとバイトの竜ヶ崎隼人が爽やかに働いている。 
隼人「店長、ニュース見ました? Baku-団マスクがまたまた大活躍!」<br />ダン「へー。僕、おもちゃの事しか興味ないから。」<br />隼人「それにしても正体は誰なのかな?」<br />ダン「そんなことより、何だこの人ごみは?」 
2人の目の先には、まるでお城のようなきらびやかな店「古伊万里カセットテープ店」がそびえ立っていた。<br />古伊万里「やあ、何だい? 小市民。」 
なんと、その店から現れたのは、長身のキザな男だった。<br />古伊万里「僕の顔を忘れましたか? 古伊万里郡司です。新しい商売を始めたのさ。」 
古伊万里「古い使用済みカセットテープを買い取る商売さ。」<br />確かに大勢の人々が古伊万里の店にカセットを売りに訪れていた。<br />古伊万里「こういうものでもね、喜んで引き取ってくれる業者があるんですよ。」 
次の日。昨日とはうって変わった、静かな商店街。 
道行くサイドカーから、声が聞こえる。<br />サイドカー「皆様、毎度お馴染み、アコンク師団でございます。皆様、何か心に病んだ所はないでしょうか? <br />そんな時はぜひ我々のセミナーへ。アコンク師団セミナーへ。場所は中古買い取りでお馴染み、ブックオフの地下室でございます。<br />特にただ今、カセットテープ高価買い取り中でございます!」<br />事態は風雲急を告げている。 
ここは商店街にあるブックオフの地下室。<br />ブックオフの店長が司祭のような格好をして演説をしている。<br />群衆「私たちの昔作ったオリジナルソングや自作ラジオ番組が皆にバレてるんです。引きこもりたいよぉ。」<br />司祭「さあ、目を閉じなさい。私の声を聞きなさい。そして、この書類にサインをしなさい。」<br />皆「はい!」 
「待てい、暗黒師団!」<br />我らがヒーロー、Baku-団マスク見参! 
マスクからかいま見せるまなざしは正義の証。<br />たなびくマントは勇気のしるし!<br />マスク「皆、このソフトに見覚えはないか?」 
人々「カセットテープ!」<br />マスク「そうだ。皆が不用になったカセットテープを買い取り、それをコピー、流通していた奴等がいるのさ。」<br />司祭「ふふふ。ばれたのなら仕方ない。そう、私は暗黒師団の暗黒司祭だ!」<br />なんと、ブックオフの店長は暗黒師団のボス、暗黒司祭だった。 
司祭「いでよ! 昔の自作テープを勝手に掘り起こし再生するカンガルースピーカー」<br />カンガルー「オーストレイリア!」<br />その時、カンガルースピーカーのポケットが激しく膨らみ始めた!<br />カンガルー「必殺! 大量カセット同時再生なのねん!」 
カンガルー「オーストレイリア! 私のポケットはな! 大量のカセットを収納し再生する事ができるのねん。<br />貴様ら、自分の過去の恥部により、引きこもるがいいのねん!」<br />マスク「こうなれば、必殺、Baku-団ライン!」 
マスク「コネクト! 心ダイブ!」<br />説明しよう。Baku-団マスクは自らの身体を電気信号化する事により、人々の心に忍び込めるのだ! 
マスク「ここが彼らの心の中か。皆…目をさませ!」<br />人々「ひーん。」<br />マスク「君たちは、確かに恥ずかしかったかもしれない。でも、同時に少し懐かしくはなかったかい?」<br />人々「?」<br />マスク「それがポジティブシンキングなのさ。」 
マスクは人々を立ち直らせ、現実世界へと戻ってきた。<br />マスク「こうなれば、これでもくらえ! 必殺、バクダン磁石!」 
マスク「カセットテープはな! 磁石に弱いんだ! そのテープを全て破壊してやる! 」 
人々「ありがとうございました」<br />今日も人々を救ったBaku-団マスク。<br />彼は高い志と、脱既成概念をむねに戦い続ける。<br />マスク「さあ、どこかに引きこもる者はいないか! そんなネガティブシンキングは俺が爆破してやるぜ!」 
ここは高井志模型。いつものように朝を迎える。<br />商店街にはいつものように活気が戻ってきた。 
ダン「さあ、開店だ、開店だ!」 
古伊万里「やあ、諸君。」<br />ダン「古伊万里さん!」<br />古伊万里「カセットを買い取ってくれる業者が急に無くなって、このざまさ。」

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