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◎マスク氏が語る見所<br />紙芝居についに鈴木洋平が参戦! 古伊万里郡司という新キャラクターはハマリ役だ!<br />いちいち攻撃の度に駄洒落を言うリスブーメランにBaku-団マスクはどう闘う?<br />新装開店した高井志模型にも注目だ! 
マスク「やめろー! 暗黒師団!」<br />まるでこの世のすべてを吸い込んでしまいそうな暗闇の中、暗黒師団の改造手術が行われていた。 
マスク「なんだ?この身体は? 僕は? 僕の名は?」<br />そう、彼の名は<br />マスク「Baku-団マスク!」<br />爆発的紙芝居「Baku-団マスク」<br />第6話 「圧巻! ネットのデータ共有ソフトで個人の秘密も共有する、リスブーメラン!」 
ここはおもちゃ屋「高井志模型」。<br />今日も爽やかな音楽のもと、爽やかな店長、高井志ダンとバイトの竜ヶ崎隼人が爽やかに働いている。 
隼人「店長、ニュース見ました? Baku-団マスクがまたまた大活躍!」<br />ダン「へー。僕、おもちゃの事しか興味ないから。」<br />隼人「それにしても正体は誰なのかな?」<br />ダン「そんなことより、何だこの人ごみは?」 
2人の目の先には、まるでお城のようなきらびやかな店が広がっていた。<br />そこには「古伊万里玩具店」という看板がかけられていた。<br />古伊万里「やあ、何だい? 小市民。」 
なんと、その店から現れたのは、長身のキザな男だった。<br />古伊万里「どうも、初めまして。古伊万里郡司です。」 
古伊万里の店先にはたくさんのCDにおさめられたソフトが売られていた。<br />古伊万里「このソフト、実はアンニーというネットのソフトで手に入れましてね。」<br />ダン「アンニー?」<br />古伊万里「アンニーというのはね、パソコンの上で、皆でデータを共有できるソフトなんですよ。」 
古伊万里「ここで、無料ソフトを手に入れて、安売りしてるってわけさ。」<br />ダン「でも、それって、犯罪なんじゃ…。」<br />古伊万里「かわりに僕も自分の情報やソフトを提供しているから、イーブンさ」。<br />ダン「自分の情報?」<br />古伊万里「ここを利用する為にね、自分の秘密趣味や情報を登録する必要があるのさ。」 
次の日。昨日とはうって変わった、静かな商店街。<br />と、空を飛ぶ、ヘリコプターから、声が聞こえる。<br />ヘリ「皆様、毎度お馴染み、アノコク師団でございます。皆様、何か心に病んだ所はないでしょうか? そんな時はぜひ我々のセミナーへ。アノコク師団セミナーへ。場所は商店街のネットカフェの地下室でございます。」<br />事態は風雲急を告げている。 
ここは商店街にあるネットカフェの地下室。<br />ネットカフェのマスターが司祭のような格好をして演説をしている。<br />群衆「私たちの秘密が皆にバレてるんです。引きこもりたいよぉ。」<br />司祭「さあ、目を閉じなさい。私の声を聞きなさい。そして、この書類にサインをしなさい。」<br />皆「はい!」 
「待てい、暗黒師団!」<br />我らがヒーロー、Baku-団マスク見参! 
マスクからかいま見せるまなざしは正義の証。<br />たなびくマントは勇気のしるし!<br />マスク「皆、このソフトに見覚えはないか?」 
群集「ああ! それはアンニー!」<br />マスク「。しかし、どうだ? このソフトを利用する為に自分の個人データを登録すると…。例えば、「僕はおもちゃ大好きです。秘密は、ゾイドの関節のジョイントパーツのゴムを帝国軍と共和国軍を入れ替えたりして、ニヤニヤすることです。」と。<br />すると、その個人情報そのものがデータとなって共有されてしまうのだ!」 
なんと、アンニーの画面上には、「おもちゃ大好きさんの秘密」という名前のファイルが即座にアップロードされていた!<br />司祭「ふふふ。ばれたのなら仕方ない。そう、私は暗黒師団の暗黒司祭だ!」<br />なんと、ネットカフェのマスターは暗黒師団のボス、暗黒司祭だった。 
司祭「いつもいつもじゃましおって! いでよ! ネットのデータ共有ソフトで個人の秘密も共有するリスブーメラン!」<br />リス「エゾリス! シマリス!」 
その時、リスブーメランの頬が激しく膨らみはじめた。<br />リス「必殺! 秘密一ケ所集中じゃい!」<br />なんと、先ほどまであちこちに散らばっていた、個人の秘密ファイルが、一ケ所に集まってきた。<br />人々「うわ! 僕の秘密ファイルが、めっちゃ目立つ所に!うわあ。引きこもりたいよお!」<br />マスク「こうなれば、必殺、Baku-団ライン!」 
マスク「コネクト! 心ダイブ!」<br />説明しよう。Baku-団マスクは自らの身体を電気信号化する事により、人々の心に忍び込めるのだ! 
マスク「ここが彼らの心の中か。皆…目をさませ!」<br />人々「ひーん。」<br />マスク「確かに、秘密がバレるのは怖い。恥ずかしい。でも、それによって妙な連帯感が生まれていないか?」<br />人々「?」<br />マスク「そう、秘密を共有する事で、生まれる関係もあるのさ。それがポジティブシンキングなのさ。」 
マスクは人々を立ち直らせ、現実に戻ってきた。<br />マスク「さあ、とどめだ!」 
人々「ありがとうございました」<br />今日も人々を救ったBaku-団マスク。<br />彼は高い志と、脱既成概念をむねに戦い続ける。<br />マスク「さあ、どこかに引きこもる者はいないか! そんなネガティブシンキングは俺が爆破してやるぜ!」 
ここは高井志模型。いつものように朝を迎える。<br />商店街にはいつものように活気が戻ってきた。 
古伊万里「やあ、諸君。」<br />ダン「古伊万里さん!」<br />古伊万里「アンニーが無くなって、僕の店も倒産してしまったよ。今日から天下茶屋で段ボールを集めるさ。」

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